特殊鋼棒線は、自動車や機械の重要保安部品を中心としてさまざまな機能部品の材料として活用されている重要素材です。
原材料となる棒鋼や線材に、その最終用途に合わせて伸線・被膜・熱処理等のきめ細かい加工を加え、部品メーカーや機械メーカーに届ける役割を私たち二次加工メーカーが担っています。 日鉄プロセッシングは、2023年10月、日本製鉄の特殊鋼棒線二次加工事業の一層の飛躍を目指し、日本製鉄の直系会社である松菱金属工業、日鉄精鋼、日鉄鋼線の3つの事業体を1社に集中し、業界シェア2割の企業として誕生しました。
特殊鋼二次加工業は、特殊鋼の持つ高いポテンシャルを、自動車や機械などの最終用途に応じて高い次元で最適に引き出す機能を担っており、日本のものづくり産業において重要な役割を果たしています。
当社は、社会が求めている自動車の電動化やカーボンニュートラルの推進といった業界レベルで取り組むべき重要課題に関して、上工程の日本製鉄との連携のもと原理原則に基づく一気通貫の取組みを行い、業界における位置づけに相応しい画期的な新商品や新技術を生み出すことを目指します。
日本製鉄の棒線ブランドSteeLinC（R）の主要メンバーとして、日本製鉄グループの総合力を結集して取り組んでまいります。
企業経営の基盤として、安全・環境・コンプライアンスをしっかりと確保したうえで、素材から一貫での価値を創出し、お客様と社会から一層信頼される会社になるべく努力してまいりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。